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髪の毛は死んだ細胞って本当?研究によって意外な事実がわかってきた…

髪の毛は死んだ細胞って本当?研究によって意外な事実がわかってきた…

ヘアケア

髪の毛というのは、死んだ細胞といわれています。死んだ細胞というのは、1度ダメージを受けると、元には戻らないというもの。いくらトリートメントを使っても、元に戻すのは難しいのが現状です。しかし、現代のすごい研究で、別の事実がわかってきたみたいです。

基本:髪の毛は死んだ細胞!

毛髪(毛幹)は死んだ細胞ですが、毛母細胞が活発に分裂・増殖することによって押し出されるように伸びていきます。1年間に10cm以上、長いものは6年以上伸び続けます。
ここで大事になるのは、死んだ細胞というのは事実です。
ダメージが一度加わると、元に戻すのが難しいというのは、忘れないでおいてください。
できるだけダメージがひどくならないように、うまく予防できる方法を身に付けておきましょう。

今の研究はすごい!死んだ細胞ではないのかもしれない…

しかし近年の研究結果で、髪の主成分の「ケラチンタンパク質」には元の構造に戻ろうとする自己再生力があることが分かり、ケラチンタンパク質の構造に働きかけることができる「iDTコンプレックス」という成分が発見され、2017年6月に学会で特許を取得しました。
しかし、現在の研究は進んでいます。
死んだ細胞とされていた髪の毛の中にある「ケラチンたんぱく質」が、自己再生力があるのがわかってきたというんです。
このまま研究が進んでいくと、トリートメント内に髪の毛の再生能力が高まる成分が入っていて、髪がツルツルに戻るなんてものが出てくるかもしれませんよ。

それでも今の技術ではダメージを増大させない予防が大事

死んだ細胞とされていた髪の毛でも、自己再生能力がある成分が含まれているのが、最近の研究でわかってきました。
もしかすると、ダメージを受けた髪の毛も、徐々に元に戻るアイテムが出てくるかもしれません。
しかし、それもまだ研究段階の話。まだまだダメージを修復するのは難しいので、予防には力を入れておいてくださいね。
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