【切らない脂肪冷却】クライオリポリシスとは？効果・仕組み・安全性を解説

ボディケア

「ダイエットを頑張っても、気になる部分のお肉だけなかなか落ちない…」「手術は怖いけど、スッキリとしたボディラインを手に入れたい」。そんなお悩みを持つ方に、新しい選択肢として注目されているのが「クライオリポリシス」という脂肪冷却技術です。

脂肪を冷やして減らす！クライオリポリシスの仕組みと期待できる効果
受ける前に知っておきたい！施術の流れ・安全性・注意点まとめ
まとめ

脂肪を冷やして減らす！クライオリポリシスの仕組みと期待できる効果

「クライオリポリシス」とは、メスを使わずに気になる部分の脂肪を減らすことを目指す、非侵襲的な痩身技術です。
専用のマシンで脂肪細胞だけを選択的に冷却し、体外への自然な排出を促します。

冷却痩身クライオ・リポライシスとは、脂肪細胞（セルライト）と皮膚との凍る温度の差を利用した、最新の痩身治療です。腹部など脂肪細胞（セルライト）が多く存在するところを専用チップで吸引・冷却し、皮膚の下にある脂肪細胞（セルライト）を4度まで冷却します。水は0度から凍り始めますが脂肪は4度から凍るため、皮膚にダメージを与えることなく脂肪細胞（セルライト）を選択的に冷却・破壊することが出来ます。
via クリニーク大阪心斎橋より

このように、脂肪が水より高い約4℃で凍り始める性質を利用し、他の組織にダメージを与えずに脂肪細胞だけをターゲットにします。

冷却された脂肪細胞は自然にアポトーシス（細胞の自然死）を迎え、数週間から数ヶ月かけて体外へ排出されると言われています。

施術部位の脂肪が約20%程度減少する効果が期待でき、特に運動や食事制限では落ちにくい皮下脂肪に有効です。

一度排出された脂肪細胞は再生しにくいため、リバウンドしにくいのも魅力的だといえるでしょう。

受ける前に知っておきたい！施術の流れ・安全性・注意点まとめ

via www.photo-ac.com

クライオリポリシスを受ける際の一般的な流れは、まず専門家とのカウンセリングで健康状態や希望を確認し、施術部位を決定します。

その後、専用のアプリケーターを装着し冷却。施術中はリラックスして過ごせ、読書なども可能です。
ダウンタイムはほとんどなく、日常生活にすぐ戻れることが多いでしょう。

安全性については、FDA（アメリカ食品医薬品局）や日本の厚生労働省に認可されている機器もあり、比較的高いとされています。

結論からお伝えすると、脂肪冷却による副作用の危険性は非常に低くなっています。

FDAを始めとする海外で多くの承認を得て、国内でも唯一厚生労働省によって認可されている脂肪冷却機器クールスカルプティングの開発元であるアラガン社が行った調査によると、有害事象、つまり副作用の発生率はわずか0.088％でした。
via ディオクリニックより

ただし、施術部位に一時的な赤み、腫れ、内出血、軽い痛みやしびれ感が出ることがあり、通常数日で落ち着きます。

まれに「逆説的脂肪過形成」という脂肪が増える副作用も報告されているようです。

冷却に関わる疾患をお持ちの方などは受けられないため、必ず事前に医師とのカウンセリングで適応を確認しましょう。

まとめ

「クライオリポリシス」は、メスを使わずに気になる部分の脂肪細胞を冷却して減らすことを目指せる、魅力的な痩身技術です。

ダウンタイムがほとんどなく、日常生活への影響が少ない点も大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、効果の現れ方には個人差があり、副作用のリスクもゼロではありません。

最も大切なのは、施術を受ける前に信頼できるクリニックで専門医としっかり相談し、ご自身の体質や目的に本当に合っているのか、メリット・デメリットを理解した上で判断することです。

賢く情報を集めて、納得のいく選択をしてくださいね。