おとなのためのヘアケアメディア

朝の5分が変わる!寝癖がつかない予防方法と時短寝癖直しテクニック

朝の5分が変わる!寝癖がつかない予防方法と時短寝癖直しテクニック

ヘアケア

新生活シーズン、朝の身支度を少しでも短くしたい人は多いはず。じつは寝癖は、朝直すより前日の夜に予防するほうが最大の時短になります。この記事では、夜の予防ケアから、ついてしまった朝の時短対処法までを紹介します。

寝癖がつく理由…メカニズムと前日の予防ケア

寝癖を時短で直す一番の近道は、そもそも寝癖をつけないことです。

朝あわてて鏡の前で格闘する時間を減らしたいなら、夜の過ごし方を少し変えるだけでも結果が変わります。

ここでは寝癖がつくメカニズムから、前日にできる予防ケアまでをまとめたので、その内奥をsな光に予防ケアに役立ててください。

寝癖はなぜつく?見落としがちな原因

寝癖の正体は、髪の水素結合のズレです。朝の寝癖がひどいのは、夜のうちに髪が変形した状態で固まってしまった結果と言えます。
髪が濡れたり湿ったりすると、内部の水素結合が切れます。その後、髪が乾く過程で水素結合が再形成されるため、そのときの髪の形状が固定されるのです。
ただ、寝癖がつく理由は「髪がしっかり乾いていない」だけではありません。以下のような要因も重なって、朝の寝癖がつくられます。

・寝汗による湿気
・髪質・長さによる違い
・枕との相性

寝癖がひどいと悩む人ほど、根元が乾ききらないまま寝ているケースが多いなと感じます。水素結合の仕組みを知っておくだけで、濡れたまま寝ないほうがいいと腹落ちしやすくなるでしょう。

夜の乾かし方を変えるだけで、朝の寝癖は半分以上防げる

結論、寝癖予防の本丸は「夜の乾かし方」です。どんなに良いナイトキャップを使っても、乾かし方が雑だと意味がありません。ここでは美容師の現場で使われている乾かし方を、4ステップに分けて紹介します。

1.根元・分け目から乾かす
2.熱に反応して補修するトリートメントを仕込む
3,温風8割→冷風で形状記憶+乾き残しチェック
4.いつもと逆の分け目で乾かす
クシなどでとかしてから乾かしましょう。
風の通りが早く、早く乾いてサラツヤになりやすくなります。
この4ステップを押さえるだけで、翌朝の寝癖の出方はかなり変わります。「寝癖予防は夜で8割決まる」と思って取り組むのがおすすめです。

寝ている間の摩擦・乾燥を防ぐアイテムと習慣

乾かし方を整えても、寝ている間の摩擦や乾燥までは防ぎきれません。ここから先は、道具と習慣の両面で対策していきます。

・シルクのナイトキャップ・枕カバー:キューティクルの損傷を減らせるうえ、保湿性も高いので乾燥対策にもなる。
・ロング向けのシルクシュシュでゆる結び:シルク製のシュシュでゆるく束ねておくと、摩擦も毛先の絡まりも軽減できる。
・就寝前のコップ1杯の水分補給:体内の水分が足りないと寝汗をかきやすくなる。

道具にお金をかけたくない人はコップ1杯の水分補給から始めてみてください。そして、しっかり予防したい人はその他の2つの方法もセットで取り入れてみましょう。

髪質・長さ別に見る「効かせどころ」の違い

ここまで紹介した予防策は、全員が同じ優先度で取り組む必要はありません。髪質・長さによって「どこに力を入れるべきか」は変わります。自分に近いタイプを目安にしてみてください。

・太く硬い髪:温風で乾かした後に、冷風による形状記憶を厚めにかける。
・猫っ毛・細毛:根元がペタンとなりやすいので、いつもと逆の分け目で乾かすテクニックを優先する。
・ショート:根元から動きやすく寝癖がつきやすいため、根元の乾燥を徹底する。
・ボブ〜ロング:シルクの枕カバーやシュシュといった摩擦対策を優先する。

迷ったら、「自分の寝癖は根元から出るタイプか、毛先から出るタイプか」で判断するのも一つの目安です。根元寄りならショート〜男性向けの対策、毛先寄りならロング向けの摩擦対策を強化、という考え方で十分機能します。

朝の時短!シーン別・髪質別の寝癖直しテクニック

予防していても、寝汗や寝返りでどうしても寝癖がついてしまう朝はあります。ここからはついてしまった寝癖を、最短で直すためのテクニックをまとめました。髪の長さや寝癖のタイプによってベストな方法は変わるので、自分に近いケースから読んでみてください。

最速は蒸しタオル!シャワーより速く寝癖が直る理由

結論、朝の寝癖直しで最速なのは蒸しタオルです。

髪について詳しい方なら、頭からシャワーを浴びたほうが早いと思われがちですが、実はトータル時間で見ると損をしているケースが少なくありません。

前提として、寝癖は毛先ではなく根元から直すのが鉄則です。
毛先だけハネているように見えても、寝ぐせは根元・内側からついていることが多いので、直したい部分の根元や内側も濡らしましょう。
つまり、根元を濡らさずに毛先だけ直しても、すぐに元の寝癖が戻ります。

ここまで聞くと「やっぱりシャワーで全体を濡らすのが早い」と感じるかもしれませんが、髪全体をビショビショにすると、その後のドライヤー時間が大幅に伸びてしまうのが落とし穴です。

そこでおすすめなのが蒸しタオルです。必要な部分だけ濡らせるので、ドライヤー時間を削れてトータルで時短になります。以下は、蒸しタオルを使った寝癖直しの手順です。

1.タオルを水で濡らし、軽く絞る
2.電子レンジで30秒〜1分ほど温める(熱すぎに注意)
3.寝癖がひどい部分の根元を中心に、数分あてる
4.軽くブラッシングして髪の流れを整える
5.温風で8割乾かし、最後に冷風で仕上げる

美容師として働いていた頃も、朝シャワーを浴びる時間がない日ほど蒸しタオルが役立ちました。水をかぶるより確実に早く、髪のダメージも最小限で済みます。

ショート・ボブ:全体的な寝癖を最速でリセット

髪全体が爆発しているようなショート・ボブは、実は一番リセットしやすい髪型です。根元から動きやすい分、しっかり根元を濡らして乾かし直せば短時間で整います。

ショート・ボブの場合、蒸しタオルで頭頂部〜後頭部の根元を中心にあてるだけでも、かなりの部分が整えられるでしょう。髪が短い分、濡れ範囲が少なくて済むので、ドライヤー時間もほぼかかりません。

全体が強烈に爆発している朝は、ピンポイントだけシャワーで濡らすハイブリッド型も選択肢に入れてOKです。

・一番ひどい部分(後頭部や耳上の内側など)だけをシャワーで濡らす
・他の部分は蒸しタオルで済ませる
・濡らした部分を最優先で根元から乾かす

シャワーを使うにしても、部分的に絞り込めばドライヤー時間を抑えられます。

ミディアム〜ロング:「寝癖直しウォーター+5分放置」

髪が長い人に水だけの寝癖直しはおすすめしません。濡れるとキューティクルが開き、内部の成分が流出してパサつきが進みやすくなるからです。

時短を優先しつつ、髪の状態も守りたいミディアム〜ロングの方は、寝癖直しウォーターを活用する方法が向いています。手順はシンプルです。

1.乾いた髪を優しくブラッシングして、毛流れを整える
2.寝癖直しウォーターを根元〜中間を中心にスプレー
3.すぐに乾かさず、5分ほど放置して成分を浸透させる
4,温風で根元から乾かし、最後に冷風で仕上げる

ポイントは3つ目の「5分放置」です。ウォーターの成分は、髪の内部に浸透してはじめて効果を発揮します。すぐに乾かすと表面だけが乾いて、寝癖が戻りやすくなってしまいます。

ペタンコタイプ:トップの立ち上げセット

トップやつむじ周りがペタンと潰れてしまうタイプは、根元を一度リセットして立ち上げ直すのが基本です。男性の短髪はもちろん、猫っ毛・細毛の女性でもそのまま応用できます。

1.霧吹きやシャワーで、トップの根元をしっかり濡らす(ここが一番大事)
2.ドライヤーの温風を下から上に当てて、根元を立ち上げる
3.立ち上がりの形が決まったら、冷風または手で冷ますまでキープ

毛先だけ濡らしても根元は立ち上がらないので、「濡らす場所は根元」を徹底してください。冷ます工程を飛ばすと、せっかく立ち上げた根元がすぐに倒れてしまうので、最後の仕上げまでがセットです。

まとめ

寝癖は「直す」より「つけない」ほうが一番の時短です。新生活で忙しい朝を楽にするために、まずは今夜から「根元から完全に乾かし、冷風で仕上げる」習慣を取り入れてみてください。寝癖がついてしまった朝も、焦らず「根元を濡らす」か「蒸しタオル」を活用すれば最短でリカバリーできます。予防と時短テクニックを組み合わせて、余裕のある朝を迎えましょう。
30 件
TOP