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前髪が崩れないスプレーのやり方｜パリパリにならない、自然なキープ術を解説

前髪が崩れないスプレーのやり方｜パリパリにならない、自然なキープ術を解説

ヘアスタイル

朝にこだわって時間をかけてセットしたのに、湿気や汗で、お昼にはもう崩れたという経験はないでしょうか？前髪を自然に、そして長時間キープする秘訣は、スプレーの「量」ではなく「使い方」にあります。

目次

なぜ前髪は崩れる？「パリパリになるだけ」な、ヘアスプレーの間違った使い方

そもそも、なぜあんなに頑張ってセットした前髪が崩れてしまうのでしょうか？主な原因は、以下の3つです。

・湿気
・汗
・おでこの皮脂

髪がこれらに含まれる水分や油分を吸ってしまうことで、せっかくのセットが崩れてしまいます。そして、この崩れを防ごうとして、多くの人がやりがちなのが、逆効果になってしまう「ヘアスプレー」の使い方です。

・前髪の「表面」にだけスプレー：前髪の表面にだけスプレーをかけると、髪の表面だけが固まり、その重さでかえって前髪が崩れやすくなる。
・近すぎる距離からスプレー；髪の近くからスプレーを噴射すると、一部分にだけ液が集中してかかってしまい、濡れたようにパリパリになってしまう。

そして、これらと合わせて最もやりがちなのが、「つけすぎ」です。
注意したいのはつけすぎて前髪がペタッとしてしまうこと。

スタイリング剤はつけすぎるとリカバリーが難しいため、足りないと感じたら足していくつもりで少量ずつつけましょう。

「前髪の裏側」と「コーム」が基本。自然に固める、崩れない前髪の作り方

via www.photo-ac.com
では、どうすればパリパリにせずに、ふんわりとした質感を保ったまま、一日中前髪をキープできるのでしょうか？2つの簡単なテクニックをご紹介します。

まずは、前髪の「裏側」にヘアスプレーをつけてしまいましょう。これが、最も重要なポイントです。

前髪を少し持ち上げて、髪の内側、特に根元に向かってスプレーを吹きかけます。髪の土台となる根元をしっかり固定できるので、前髪全体が崩れにくくなるでしょう。

表面には直接スプレーがかからないため、見た目はやわらかく、自然な質感をキープしやすい点もポイントです。この方法は、大手ヘアケアメーカーも推奨する、効果的なテクニックです。
髪の表面からだけでなく、髪の内側と外側から、はさみうちするようにスプレーすると、キープ効果があがります。
スプレーした後は、保ちたい形で乾くまで動かさないようにしましょう。
より繊細で、自然な仕上がりを求めるなら、「コーム」にスプレーしてとかす方法です。

・前髪には直接スプレーせずに、目の細かいコームにヘアスプレーを吹きかける。
・スプレーをかけたコームで、仕上げたい毛流れに沿って、さっと前髪をとかす。

これにより、ごく少量のスタイリング剤を、髪一本一本にムラなく均一につけられるため、パリパリ感を完全に防げます。

まとめ

前髪を美しくキープする秘訣は、スプレーをたくさん使うことではありませんでした。大切なのは、「どこに」「どうやって」つけるか、という少しの工夫です。

「内側から支える」「コームで均一につける」。

ご紹介した2つのテクニックを実践すれば、もう湿度の高い日や、汗をかく季節を恐れる必要はありません。正しいスプレー術をマスターして、一日中、自信の持てる前髪をキープしましょう。
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