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「おしゃれ」と「身だしなみ」は違う。相手に信頼感を与える、大人のメイク入門

「おしゃれ」と「身だしなみ」は違う。相手に信頼感を与える、大人のメイク入門

メイク

新しい環境に臨むとき、多くの人が意識するのが「身だしなみ」です。特にメイクは、普段の「おしゃれ」とは少し違う、独特のルールがあるように感じて、戸惑う方も多いのではないでしょうか?そこで以下では、「身だしなみ」としてのメイクの基本的な考え方を解説します。

「おしゃれ」とは違う。「身だしなみ」としてのメイクで、最も大切な考え方

身だしなみとしてのメイクを理解する上で、まず知っておきたいのが「おしゃれ」との違いです。

・おしゃれ: 自分の好みや個性を表現し、自分が楽しむためのもの。
・身だしなみ: 相手への配慮であり、一緒にいる相手に不快感を与えず、安心感や信頼感を持ってもらうためのもの。

つまり、身だしなみメイクの主役は「自分」ではなく、あくまで「相手」である点を忘れないでおきましょう。そのため、最も重要なキーワードは以下の2つです。

・清潔感
・健康的

TPOに合わせたメイクができると、社会人としての成熟度を示すひとつのスキルとも言えます。俳優の清野菜名さんも、大人としてTPOに合わせたメイクができるようになることが目標だと語っています。
プライベートではノーメイクで過ごすことが多いのですが、30歳になったこともあり、自分にフィットするメイクを見つけていけたらいいなと思っています。大人としてTPOに合わせたメイクができるようになることが目標。まずは簡単に印象を変えられるリップメイクから始めようと思います」

【パーツ別】清潔感を与える、身だしなみメイクの基本ルールと注意点

「清潔感」と「健康的」な印象を与えるための、具体的なメイクの基本ルールをパーツ別にご紹介します。

・ベースメイク:身だしなみメイクで重要なのが、清潔感のある肌作り。厚塗りは避け、素肌感を活かしたナチュラルな仕上がりを心がけること。部分的に疲れた印象を与えてしまう箇所は、コンシーラーを使って丁寧にカバーする。

・アイメイク:目元は派手な色や大粒のラメは避け、肌なじみの良いベージュやブラウン系の、マットかパール感が控えめなアイシャドウを選ぶ。アイラインは、まつ毛の隙間を埋める程度に、細く引くのが基本。

・チーク・リップ:大切なのは、あくまで自然な血色感を加えるという意識。個性を主張しすぎる色は、プライベートな場面でも、時として相手を戸惑わせてしまうから要注意。
逆に、婚活でマイナスなのは、女性アピールが強すぎるメイクです。たとえば赤い口紅はファッション的にはトレンドですが、初対面のデートではおすすめできません。

まとめ

身だしなみとしてのメイクは、自分を偽るためのものではありません。

「私はあなたに敬意を払い、誠実に向き合う準備ができています」というメッセージを、言葉を使わずに伝えるための、大切なコミュニケーションツールです。

この記事でご紹介した基本を押さえ、あなたらしい清潔感を味方につけて。自信を持って、社会人としての素晴らしい第一歩を踏み出してください。
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