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シャンプーを選ぶ時の成分表の見方の注意点!医薬部外品の違い

シャンプーを選ぶ時の成分表の見方の注意点!医薬部外品の違い

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シャンプーを選ぶ際に、成分表だけを見てシャンプーの良し悪しを決めている人はいないでしょうか?確かに成分表の見方を知っていると、大きな失敗をしなくて済むでしょう。ところが、成分表の見方は化粧品と医薬部外品とでは、違いがあるのを知っていますか?どの点に違いがあるのか見てみましょう。

化粧品に位置づけられるシャンプーの成分表のポイント

成分表示の順番
化粧品の表示は、配合量の多い順に表示します。一般に、基剤になる成分にはじまり、機能訴求成分になり、着色剤・香料に終わります。

1%以下の成分は、順不同に表示できます。1%以下の成分の中では、消費者を引き付ける魅力的な成分を前に表示することができます。
成分表の見方を意識したほうがいいのは、どのような特徴のシャンプーなのか把握しやすいためです。

特に化粧品のシャンプーに関しては、成分表をチェックしましょう。
それは、成分表に記載された成分の順番で、成分の濃度がある程度把握できるからです。
配合量の多い成分は、成分表の前方に記載があるため、その成分の特徴を知っていると、ある程度シャンプーの特徴を把握できます。

とはいえ、成分の組み合わせによって、仕上がりに違いは生まれるため、成分表がすべてではありません。
化粧品のシャンプーを選ぶ際には、試供品を使って試しに使ってみることが、最も安心してシャンプーを選ぶポイントです。

薬用(医薬部外品)シャンプーの成分表のポイント

▼表示する成分の名称について
化粧品の成分表示名称と医薬部外品の成分表示名称は、同一成分であっても異なることがあります。

▼表示する成分の順番について
化粧品の成分表示の順番は、基本的に配合量の多い順に表示します。ただし、配合量1%以下の成分については順不同です。
医薬部外品の成分表示の順番は、「有効成分」「その他の成分」の順で表示します。当社では、「有効成分」にはその名称の後ろに「*」印をつけています。
成分表をチェックしていると、中には表示方法に違いを感じる時もあるのではないでしょか?
それは、医薬部外品のシャンプーの可能性があります。

化粧品のシャンプーと違い、医薬部外品のシャンプーの成分表の表記方法は、配合量の多い順ではありません。
量に関係なく、有効成分を優先的に記載するように決められています。
そして、その後に「その他の成分」という表記で成分を記載しているため、特に成分の濃度を知るのが難しいと思っておきましょう。

目的に違いがある!選ぶ時には成分表以外もチェック!

ここまで、成分表の見方について紹介してきましたが、いずれにしても成分表だけでシャンプーを選ぶのはやめておきましょう。
それは、化粧品や医薬部外品という種類だけでも、成分表の記載の方法に違いがあるからです。

配合量の多さが把握できるのは化粧品だけで、医薬部外品は成分表を見ても配合量の多さは把握できません。
その代わりに、有効成分については把握できます。

成分表だけでシャンプーの選び方を決めていると、どこかで大きな失敗をしてしまうでしょう。
目的に合わせてシャンプーを選ぶようにしておいてください。
特に医薬部外品のシャンプーは、症状に合わせてシャンプーを作っているため、その用途に合わせたシャンプーを使わないと満足できないでしょう。
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