エステのトラブル、他人事じゃない！事例・予防・相談先まで徹底解説

エステ

「キレイになりたい」「リラックスしたい」そんな思いで訪れるエステサロン。でも、残念ながら予期せぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性もゼロではありません。「自分は大丈夫」と思っていても、肌トラブルや契約に関する問題など、他人事ではないかもしれません。

エステで実際に起こりやすいトラブル事例と原因
エステトラブルを防ぐ賢い対策と万が一の相談先
まとめ

エステで実際に起こりやすいトラブル事例と原因

エステサロンは心身を癒し美しくなるための場所ですが、残念ながら消費者トラブルも一部では報告されています。

エステサロンでのサービスを巡るトラブルが4～8月に群馬県消費生活センターに82件（暫定値）寄せられたことが30日までに、同センターのまとめで分かった
via 上毛新聞電子版｜群馬県のニュース・スポーツ情報より

具体的には、まず「肌トラブル」です。

化粧品が肌に合わずかぶれたり、施術後にニキビや湿疹が悪化したり、脱毛で火傷や炎症が起きたりするケースです。

これらは、事前の肌質チェック不足や衛生管理の問題、機器の不適切な使用などが原因として考えられます。

次に多いのが「契約・料金トラブル」です。

強引な勧誘で高額なコースを契約させられたり、説明のない追加料金を請求されたり、解約を申し出ても応じてもらえないといった問題も少なくありません。

また、人気のサロンでは「予約がなかなか取れない」といった不満もあり、これらのトラブルは、情報不足やコミュニケーション不足から生じることが多いようです。

エステトラブルを防ぐ賢い対策と万が一の相談先

via www.photo-ac.com

エステでのトラブルを未然に防ぐためには、まず契約前の情報収集と慎重なサロン選びが不可欠です。

口コミや評判をよく確認し、実績があり信頼できるエステティシャンがいるか、衛生管理は徹底されているかなどを見極めましょう。

そして最も重要なのが「カウンセリングの徹底活用」です。

自分の肌質やアレルギー、体調、そしてどんな効果を期待しているのかを正確に伝え、施術内容、考えられるリスクや副作用、総費用、解約条件などを納得できるまでしっかり確認しましょう。

免責同意書の内容もきちんと理解しておくことが大切です。

施術中に痛みや違和感を覚えたら、遠慮せずにすぐにスタッフに伝えましょう。

それでも万が一、トラブルに巻き込まれてしまった場合は、一人で悩まず相談することが大切です。

悪質商法等による被害に遭った、ある製品を使ってけがをしてしまったなど、消費者トラブルで困っていることはありませんか。そんなときは全国どこからでも3桁の電話番号でつながる消費者ホットライン「188（いやや！）」にご相談ください。最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口につながり、専門の相談員がトラブル解決を支援します。
via 政府広報オンラインより

まずは、お近くの消費生活センターなどにつながる消費者ホットライン「188」に相談してみましょう。

まとめ

エステティックサロンは、正しく情報を集め、自分に合った場所を慎重に選べば、心身ともにリフレッシュでき、美しさを磨ける素晴らしい空間です。

しかし、残念ながら予期せぬトラブルに遭遇する可能性もゼロではありません。

トラブルを回避するために最も重要なのは、契約前の徹底した情報収集と、信頼できるサロン・エステティシャンを見極めてください。

そして何よりも、カウンセリングで自分自身が納得いくまで質問し、施術内容やリスク、契約条件をしっかり理解することです。

万が一の際に相談できる消費者ホットライン「188」のような窓口を知っておくことも、安心してサービスを受けるための備えになります。

この記事で紹介したポイントを参考に、賢く情報を集め、自分自身でしっかりと判断し、安心してエステティックサービスを受けられるように準備をしてくださいね。