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美髪は「頭皮オイルケア」から!クレンジングと保湿、2つの方法と効果を解説

美髪は「頭皮オイルケア」から!クレンジングと保湿、2つの方法と効果を解説

スカルプケア

顔の肌と同じように、頭皮にも様々な悩みがあると思います。そんな、デリケートな頭皮環境を健やかに整えるためのセルフケアとして、おすすめなのが「頭皮オイルケア」です。以下では、頭皮オイルケアがもたらす嬉しい効果と、あなたの頭皮に合ったオイルの選び方を解説します。

頭皮オイルケアとは?乾燥・毛穴汚れに働きかける、その効果とオイルの選び方

頭皮オイルケアとは、ホホバオイルなどの植物オイルを使い、頭皮のクレンジングや保湿を行うスカルプケアです。顔のスキンケアと同じように、頭皮も「汚れを落とし、潤いを与える」ことが、健やかな状態を保つための基本となります。

以下は、 頭皮オイルケアの主な効果です。

1. 毛穴の皮脂汚れをクレンジング:シャンプーだけでは落としきれない、毛穴に詰まった古い皮脂や、スタイリング剤の残留物をオイルを使って浮かせて取り除ける。
2. 乾燥した頭皮の保湿:オイルに含まれる保湿成分が、乾燥しがちな頭皮に潤いを与え、フケやかゆみを防げる。
3. マッサージによる血行促進:オイルケアとマッサージを組み合わせることで、頭皮の血行が促進できる。
オイルマッサージには、過剰な皮脂を取り除く働きも。「毛穴から出る皮脂の2割はシャンプーで落としきれないといわれる。過剰な皮脂は酸化して頭皮の炎症やニオイ、フケなどの原因になる。負担をかけずに脂を落とすには、同じ成分で浮かせるのが一番。皮脂に近いオイルを使えば、落としすぎやべたつきもなく、頭皮の乾燥も防げる」(菅野さん)

頭皮クレンジング?保湿?目的に合わせた、正しい頭皮オイルケアの方法と注意点

頭皮オイルケアには、主に2つの方法があります。ご自身の目的や、その日の頭皮の状態に合わせて選びましょう。

方法01:シャンプー前の「頭皮クレンジング・マッサージ」

週に1〜2回、シャンプー前に行う、最も一般的な方法です。皮脂詰まりや、頭皮のベタつきが気になる方こそ試してみましょう。

1. 乾いた状態の頭皮に、オイルを数滴ずつ、指の腹でなじませる。
2. 3〜5分程度に頭皮全体をやさしくマッサージする。
3. ぬるま湯でよくすすぎ、その後、通常通りシャンプー・トリートメントを行う。

方法02:シャンプー後の「頭皮保湿」

頭皮の乾燥が特にひどい、かゆみがある、という方におすすめの方法です。

1. タオルドライ後、乾燥が気になる部分に、オイルを1〜2滴、指の腹で優しくなじませる。
2. その後、ドライヤーで髪と頭皮をしっかりと乾かす。つけすぎるとベタつきの原因になるため、少量から試す。

頭皮オイルケアの注意点

セルフケアで最も大切なのは、安全に行いましょう。

・頻度:やりすぎは禁物。週に1〜2回を目安に、ご自身の頭皮の状態に合わせて行う。
・すすぎ残し:シャンプー前のクレンジングでは、オイルのすすぎ残しに要注意。
頭皮ケアをしたあとは、ホホバオイルの洗い残しがないよう注意しましょう。

洗い残しがあるとオイルが毛穴に詰まってしまい、逆にニオイや抜け毛などの頭皮トラブルを引き起こす可能性があります。

まとめ

美しい髪は、健やかな頭皮という「土壌」があってこそ、育まれます。

頭皮のオイルケアは、シャンプーだけでは落としきれない汚れを取り除き、乾燥しがちな頭皮に潤いを与えてくれる、シンプルで効果的なセルフケアです。

まずは、週に一度のシャンプー前の習慣として、頭皮と向き合う時間を作ってみませんか。丁寧なケアの積み重ねが、きっと、未来の美しい髪へと繋がっていくはずです。
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