
ドライヤーは低温で乾かすのが正解?熱ダメージを防ぐメリットと、速乾のコツ
ヘアケア
お風呂上がり、早く髪を乾かしたいからといって、ドライヤーの熱風を至近距離で当て続けていないでしょうか? 髪が熱くなるほど乾かしていると、パサつきがひどくなるだけでなく、枝毛が増える原因にもなり得ます。そこで今回は、低温で乾かすことの科学的なメリットとデメリット、そして低温でも素早く乾かすためのコツをまとめました。
低温で乾かすメリットとデメリットとは?
ドライヤーの温度設定の見直しは、髪の健康を守る上で非常に重要です。
なぜなら、髪の主成分であるたんぱく質は熱に弱く、約100℃以上の高温を長時間当て続けると、生卵がゆで卵になるように硬くなってしまう「熱変性」を起こすリスクがあるからです。
なぜなら、髪の主成分であるたんぱく質は熱に弱く、約100℃以上の高温を長時間当て続けると、生卵がゆで卵になるように硬くなってしまう「熱変性」を起こすリスクがあるからです。
低温で乾かすメリット
約60℃前後の低温モードで乾かす最大のメリットは、この「熱変性」を防げる点にあります。
髪が高温になりすぎるのを防ぎ、必要な水分を内側に保ったまま乾かせるでしょう。そのため、しっとりとしたやわらかい仕上がりが期待できます。
実際に、ヘアアイロンなどの高温処理が髪の内部構造に与える影響については、以下のような研究報告があります。
髪が高温になりすぎるのを防ぎ、必要な水分を内側に保ったまま乾かせるでしょう。そのため、しっとりとしたやわらかい仕上がりが期待できます。
実際に、ヘアアイロンなどの高温処理が髪の内部構造に与える影響については、以下のような研究報告があります。
ヘアアイロンによ る熱処理で, 毛髪のα-ヘリックス構造が壊れることを 報告しており7), 8), このような構造変化のメカニズムの 一つにシスチンのジスルフィド結合の開裂とランチオニ ンによる再架橋が関与している可能性が考えられる。毛 髪の引張り強度の低下についても, このような構造の変 化が原因ではないかと推測される。
このように、過度な熱は髪の弾力や強さを支えるミクロな構造を破壊し、髪そのものを弱くしてしまう可能性があります。低温乾燥は、こうしたリスクを回避するのに有効です。
デメリットと注意点
一方で、温度が低い分、水分の蒸発には時間がかかりやすくなります。
乾くのが遅いからといって、ダラダラと長時間風を当て続けると、今度は髪同士の摩擦によるダメージがひどくなるかもしれません。
そのため、低温で乾かす場合は「いかに効率よく水分を飛ばすか」が重要になります。
乾くのが遅いからといって、ダラダラと長時間風を当て続けると、今度は髪同士の摩擦によるダメージがひどくなるかもしれません。
そのため、低温で乾かす場合は「いかに効率よく水分を飛ばすか」が重要になります。
「低温=乾かない」を解消するコツ
via
www.photo-ac.com
「低温だと乾かない」という悩みは、熱の代わりに風量を味方につけることで解消できます。
風量重視の選び方
洗濯物が風の強い日に早く乾くのと同じように、髪も風の勢いがあれば、熱に頼りすぎなくても水分を飛ばせます。
乾燥速度は正確には脱着速度ではなく、乾燥過程では脱着と吸着が同時に起こっており、乾燥速度は脱着速度と吸着速度の差と考えることができる.
水分が蒸発しようとする動き(脱着)を、風の力で助けてあげるイメージです。
ドライヤーを選ぶ際は、温度調節機能だけでなく、1.3㎥/分以上の大風量を謳っているモデルを選びましょう。
ドライヤーを選ぶ際は、温度調節機能だけでなく、1.3㎥/分以上の大風量を謳っているモデルを選びましょう。
今すぐできる!早く乾かす手順
専用のドライヤーがなくても、使い方の工夫で速乾性は高められます。
1. しっかりタオルドライ:ドライヤーの前に、タオルで優しく水分を吸い取っておく。
2. 根元から乾かす:乾きにくい頭皮・根元から風を当てる。髪から20cmほど離して、ドライヤーを小刻みに振って熱を分散させること。
3. 仕上げに冷風:8割ほど乾いたら冷風に切り替える。余熱を取り除き、キューティクルを引き締めることでツヤが出やすくなる。
1. しっかりタオルドライ:ドライヤーの前に、タオルで優しく水分を吸い取っておく。
2. 根元から乾かす:乾きにくい頭皮・根元から風を当てる。髪から20cmほど離して、ドライヤーを小刻みに振って熱を分散させること。
3. 仕上げに冷風:8割ほど乾いたら冷風に切り替える。余熱を取り除き、キューティクルを引き締めることでツヤが出やすくなる。
まとめ
ドライヤーの熱は、髪にとって毎日の大きな負担になり得ます。
しかし、低温設定と大風量を上手に組み合わせることで、熱ダメージを抑えながら、素早く乾かすことは可能です。 「熱さ」で無理やり乾かすのではなく、「風」と「温度管理」で優しく乾かす。
毎日のドライヤー習慣を少し変えるだけで、髪は本来の柔らかさと強さを取り戻していくはずです。
しかし、低温設定と大風量を上手に組み合わせることで、熱ダメージを抑えながら、素早く乾かすことは可能です。 「熱さ」で無理やり乾かすのではなく、「風」と「温度管理」で優しく乾かす。
毎日のドライヤー習慣を少し変えるだけで、髪は本来の柔らかさと強さを取り戻していくはずです。
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