べっ甲ネイルの「ぼかし方」はもう迷わない！100均でできる簡単なコツとやり方

まず、べっ甲ネイルの基本アイテムとして、ネイルスクールでは以下のようなものが挙げられています。

そして、この基本アイテムに加えて、綺麗な「ぼかし」を作るために、以下の2点を100円ショップなどで揃えましょう。マニキュア（ポリッシュ）派の方も、ジェルネイル派の方も同様です。

・ぼかすための「クリアカラー」：マニキュアの場合は透明なトップコートやクリアカラー、ジェルの場合はクリアジェルを用意する。
・模様を描くための「細筆」：べっ甲の柄を描いたり、ぼかしたりする際に使用する。100円ショップのネイルアート用の細筆で十分に可能。

【色の組み合わせ】
・定番のべっ甲： ベースに「透け感のあるキャメルやマスタードイエロー」、柄には「ブラウンやブラック」
・白べっ甲： ベースに「乳白色やシアーホワイト」、柄には「ベージュや薄いブラウン」
・赤べっ甲： ベースに「クリアレッド」、柄には「ボルドーや濃いブラウン」

ジェルネイルは硬化するまで乾かないため、初心者でもぼかしの調整がしやすくおすすめです。

道具と色が揃ったら、一番のポイントである「ぼかし」に挑戦です。以下の3ステップで、誰でも簡単に奥行きのあるべっ甲柄が作れます。

1. ベースカラーを塗る：ベースとなるキャメルやマスタードイエローなどの薄い色を一度塗り、または二度塗りして、しっかりと乾かす。
2. 濃いカラーをランダムに置く：ブラウンなどの濃いカラーを、爪の上にポンポンとランダムに数カ所置く。べったりと塗らず、少し隙間を空けながら置くのがポイント。
3. 「クリアカラー」で輪郭をぼかす：細筆にクリアカラーを少量取り、先ほど置いた濃いカラーの輪郭を、優しくトントンと叩くようにぼかしていく。

このぼかし工程こそが、べっ甲ネイルのクオリティを左右する最も重要なポイントです。

【プロっぽく見せるコツ】
・中心は濃いまま残す： 輪郭だけをぼかし、模様の中心は濃い色を残すこと。
・金箔やラメを散らす： ぼかしが少し失敗しても、上から金箔やラメを散らせば、ごまかしつつ、一気に華やかな印象に仕上がる。

一見、複雑で難しそうに見えるべっ甲ネイルは、実際には100円ショップで揃うアイテムと、少しのコツさえあれば、誰でもセルフで挑戦できるデザインです。

べっ甲ネイルは、色の「奥行き感」がおしゃれに見せる最大の鍵だと思って起きましょう。

上記で紹介した「ぼかし方」をマスターすれば、まるでサロンで仕上げたような、深みのある指先が手に入ります。

最初はネイルチップなどで練習するのもおすすめです。ぜひ、あなただけの色合いやデザインで、奥深いべっ甲ネイルの世界を楽しんでみてください。