おとなのためのヘアケアメディア

リバースケアの正しいやり方とは?パサつく髪を潤す手順と失敗しない注意点

リバースケアの正しいやり方とは?パサつく髪を潤す手順と失敗しない注意点

ヘアケア

毎日トリートメントをしているのに、髪のパサつきが改善されないことに悩んでいないでしょうか?そんな髪のダメージや広がりを抑える方法として注目されているのが、シャンプー前にトリートメントを行うリバースケアです。しかし、やり方を間違えると髪に成分が残りすぎるビルドアップを招き、かえって髪を痛めてしまうリスクもあります。

リバースケアの基本と正しいやり方

リバースケアとは、通常のシャンプーしてからトリートメントという順番を逆転させ、トリートメントしてからシャンプーの順で行うヘアケア方法です。

お風呂場での効率的な流れを意識して、以下の手順で進めてみましょう。

1. ブラッシング:乾いた状態で絡まりを解き、汚れを浮かせておく。
2. ヘアオイルをなじませる:ダメージが気になる中間から毛先に塗り、10〜15分放置する。
3. トリートメントを重ねる:オイルの上からさらにトリートメントを塗り、浸透を高める。
4. ぬるま湯ですすぎ、シャンプー:一度軽く流してから、通常通りシャンプーを行う。

基本は乾いた髪に行うのが最も効果的です。

濡れた髪でも可能ですが、成分が薄まりやすいため、しっかり効果を感じたい場合は乾いた状態からスタートしましょう。

トリートメントを先にする理由

最大の目的は、髪が濡れて無防備な状態になる前に保護膜を作る点にあります。

・摩擦ダメージを軽減:先に油分を補うことで指通りが良くなり、シャンプー時の絡まりや切れ毛を防げる。
・栄養を浸透させやすい:乾いた髪に直接塗ることで、補修成分を内部まで届けやすくなる。
・汚れを浮かせる: 油分がスタイリング剤や皮脂汚れを浮かせてくれるため、シャンプーの洗浄を助ける効果もある。
シャンプー前にトリートメントを塗布しておくと、油分で髪の摩擦を防ぐだけでなく、整髪剤などの汚れも浮き立たせて落としやすくなります。特にオイルトリートメントは乾いた髪にも浸透しやすく、必要な成分を髪の内部までしっかり入れ込むことができます。たっぷり塗っても後で洗い流すので、ベタつきを気にせずに使えるのもメリットです」(田村さん)

意味がないと感じる原因と、失敗を防ぐためのビルドアップ対策

リバースケアを試して、髪が重たくなったと感じる場合、それは髪に成分が残りすぎているサインかもしれません。ここでは、最大の注意点であるビルドアップについて解説します。

トリートメントの成分が髪に層のように重なって残り、洗っても落ちなくなってしまう状態をビルドアップと呼びます。

・見た目・質感の悪化:髪がベタつき、乾かしても重たく、ゴワついた手触りになる。
・髪を傷める原因になる:吸着力の強い成分が蓄積すると、それが剥がれる際にキューティクルを一緒に引き剥がし、かえってダメージを深刻化させる恐れがある。
使い始めた時は「このヘアケアなんか良いかも!」と思ったけど、何日も連用していると髪の手触りが悪くなってきた…

それは、ヘアケア剤に含まれる毛髪コート剤が髪にたまっていく「ビルドアップ」かも。

ビルドアップはハイダメージヘアでは起こりにくく、健康な毛やあまり傷んでいない髪の方が比較的起こりやすくなります。

毛髪コート剤の代表例が「シリコーン」ですが、

シリコーンは傷んだ髪には吸着しにくく、健康な髪には吸着しやすい性質があります。
自分の髪質や状態に合わせて、以下のように取り入れ方を調整しましょう。

・太い・硬い・くせ毛:非常に効果的!週1〜2回の定期ケアとして取り入れる。
・細い・軟毛・猫っ毛:注意が必要!根元を避け、少量をたまに行う程度に活用する。
・ベタつきやすい髪:控えた方がよい!通常のケアで十分な可能性が高い。

まとめ

リバースケアは、乾燥やダメージに悩む方にとって、髪を摩擦から守り潤いを与える非常に有効な手段です。しかし、すべての人に毎日必要なケアではありません。

・パサつきが気になる時:乾いた髪にオイルとトリートメントを馴染ませる手順で、内部まで補修。
・ベタつきを感じたら:すぐに回数を減らすか、一度お休みしてしっかり洗うケアに切り替える。

自分の髪が今、何を求めているかを観察しながら、適切な頻度で取り入れてみてください。正しい知識でケアを行えば、きっと理想のなめらかな指通りを手に入れられるはずです。
13 件
TOP