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キューティクルの向きを意識したヘアケアで、簡単にツヤツヤ美髪が手に入る

キューティクルの向きを意識したヘアケアで、簡単にツヤツヤ美髪が手に入る

ヘアケア

トリートメントやヘアパックを駆使してヘアケアしてるんだけど、どうも髪の毛がパサついちゃう、一体どうすれば…。その悩み、実はこんな簡単なことで解決できちゃうかもしれないんです。

髪の毛のツヤって「キューティクルの向きがそろっていること」なんです。

肌は水分が不足して潤いをなくすと、ガサガサしてしまいます。髪も同じことで、原因は「水分不足」です。

それでは、なぜ髪が水分不足になってしまうのでしょうか。髪がパサパサしているからといって、喉が乾くなどの人体的な影響は感じないように思いますよね。

髪の水分が不足する原因は、主にキューティクルが損傷し、髪内部の水分が外に流れ出し、シャンプーやトリートメント、ミストやオイルなどにより水分を得ても、それが維持できないことにあります。

キューティクルとはそもそもなんでしょうか

本の髪には、人体でいうところの骨があります。この、髪の芯をメデュラ(毛髄質)といいます。メデュラを覆うように、コルテックス(毛皮質)が存在します。コルテックスは人体で言うところの筋肉や内臓の部分。髪の質量の85~90%という大半を占めます。そしてその外側に、0.0005ミリの硬くて透明なたんぱく質(ケラチン)組織のキューティクル(毛小皮)がウロコのように重なって、内部の組織を保護しています。

キューティクルはいわば、人体でいう皮膚。そしてバリアです。

【×】頭を逆さまにしてシャンプーしてませんか?

下を向いてシャワーをかぶると逆毛の原因になり水圧でキューティクル(髪を守るウロコ状のもの)を損傷させ剥がれ落とすことになりかねません。

ドライヤーで乾かすときに上から風を当てた方がいいというのも同じ理由です。

【○】正しいシャンプーは頭を起こした状態で


まずはお湯だけで余洗いしたあとに、シャンプーを塗布して泡立てます。シャンプーは頭皮の汚れを落し、リフレッシュさせる意識で行いましょう。
髪をぬらす前に、丁寧にブラッシング。
シャンプーを付けたら、必ず指の腹で、地肌マッサージをしながら汚れを浮かせる感覚で洗う。
シャンプーは地肌を洗う工程。髪の毛よりも常に地肌を意識して洗いましょう!

コンディショナー

さらに、頭皮をさけてクシで馴染ませれば浸透力があがります。(クシは目の粗いものを)
トリートメントを、まずは毛先中心につけ、続いて地肌をさけ(地肌に付くと肌トラブルの原因に)、毛先に向かって髪全体にまんべんなく馴染ませる。さらに地肌をさけながら、毛先に向かってクシでとかす(浸透力アップ!)。5分程(ヘアケア製品の表示通りに)放置し、よく流す。
コンディショナーを、まずは毛先中心、そして地肌をさけて髪全体に馴染ませる。
コーティング剤のため、時間をおかず、すぐに流す。
※コーティング剤の効果を生かすため、適度に指通りが残るくらいまで流しましょう。

【○】ドライヤーで乾かすときも、上から下に

頭皮→中間→毛先の順にドライヤー

ドライヤーはキューティクルを救う?

必要以上にドライヤーをあてるのはよくありませんが、ぬれたままの髪を自然乾燥させるほうが髪には悪いのです。生がわきの状態が長く続くことで髪の毛にダメージを与えるのに加え、不快なにおいの原因になってしまいます。
ぬれたままの髪の毛はキューティクルが開いているのでタオルでゴシゴシこすると、キューティクルがはがれ落ちてしまいます。
ドライヤーで熱を加えることによって、髪の毛のキューティクルを閉じさせる効果があるため、ドライヤーで一気に乾かすことは悪いことではありません。
日々の忙しい生活の中で、おろそかにしがちですが、日々の積み重ねが大事です!
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