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猫っ毛でパーマが取れやすい…それはなぜ?正しい対策もしっかり把握

猫っ毛でパーマが取れやすい…それはなぜ?正しい対策もしっかり把握

ヘアスタイル

猫っ毛というだけで、パーマをかけてもすぐ取れる女性は、少し残念な気持ちになりますよね?しかし正しく対策をすれば、髪の毛が細くてもカールやウェーブを長持ちさせられるでしょう。その理由について、簡単にまとめてみました。もちろん対策のやり方についても紹介しているので、参考にしてみてください。

猫っ毛でパーマがかからない原因

髪の毛が細い猫っ毛の人は、パーマをかけても、カールやウェーブが長続きしません。
その原因は髪の毛が細いからこそ、薬剤が浸透しても髪の内部にある結合が弱く、取れてしまうからです。
細毛(軟毛、猫っ毛)の場合は、パーマを組成するシスチン結合がもともと少ないため、固定する力が働かず、すぐとれてしまってかからないという現象につながってしまうのです。
つまり髪質が原因なので、あなたの扱いが悪いのではありません。

また猫っ毛と知っておきながら、正しい施術をしない美容師の技術力のなさも原因なので、そのあたりも知っておいてください。

もちろん美容師さんただ1人の原因ではなく、あなたが美容師の提案を拒否したという可能性もあります。
髪のプロである美容師さんの提案は、それなりに理由があってです。
それを信じて施術をお願いすれば、パーマが取れたという事態は避けられたかもしれません。

猫っ毛でもパーマがかかるのか?正しい対策とは?

ではどのようにパーマをかけるべきなのか、猫っ毛の人のために紹介します。
簡単にいうと、以下の2つに分けられるので、両方とも試してみてください。

熱処理するパーマ

まずパーマが取れたというのは、コールドパーマといわれる種類を選んだからでしょう。

コールドパーマとは、液体などの薬剤のみでカールを作るといったパーマです。
これだけでは猫っ毛の細い毛では、パワーが少し弱いかもしれません。

そこで薬剤に加えて、熱処理もしてもらうとパーマが長続きしやすいでしょう。

・デジタルパーマ
・エアウェーブ
・アイロンを使ったストレートパーマ など

このように熱を使ったパーマは、熱の力で髪の形状を変えるため、しっかり髪に形が付きます。
しかしその代わりに、髪の負担が大きくなるでしょう。

パーマ後のケアをしっかり続ける

髪の負担が大きくなると、どうしてもパーマが取れやすくなります。
もちろん猫っ毛だと、その可能性はさらに上がるので気を付けましょう。

どのようにケアするのかというと、かなり単純なので覚えやすいですよ。

・トリートメントで保湿
・髪が濡れている時は必ず乾かす
・引っ張らずに持ち上げて乾かす
・シャンプーは洗浄力が弱いものを使う

このようにヘアケアの基本を実践して、さらに髪を引っ張らないというのがポイントです。
これだけで猫っ毛の人でも、パーマを長持ちさせられますよ。

猫っ毛でパーマがすぐ取れる人はセットのやり方も問題

猫っ毛の人でパーマがすぐ取れたという人の多くは、セットのやり方に問題があります。
特にパーマをかけてすぐの時は、以下のようなやり方を意識してください。

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via YouTube

・ある程度乾いたら風量は弱に変える
・髪を引っ張らない
・毛先を持ち上げながら乾かすのが基本

このような意識でパーマをセットしてみてください。
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