女性でもAGA（男性型脱毛症）になる？研究により明らかになったFAGA（FPHL）の原因と対策

スカルプケア

最近CM等でもよく見かけるようになった「AGA」というキーワード。男性型脱毛症の事を指す単語ですが、実は女性でもこのAGAになる可能性があるのです。遺伝なども深く関わっているといわれる女性のAGAを解説してみたいと思います。

女性でもAGA（男性型脱毛症）になるの？
女性のAGAの特徴
主原因は遺伝子とホルモンバランス
遺伝子で薄毛になる仕組み
女性のAGAを防ぐためのソリューション
自分の遺伝リスクを知る
その上で最適なケアを
遺伝子検査で自分にぴったりの育毛剤を！

女性でもAGA（男性型脱毛症）になるの？

AGAといえば男性型脱毛症の事で、女性には関係のない疾患と思われがちですが実はそうではありません。
FAGA（女性男性型脱毛症）という言葉もあり、女性なのに男性型脱毛症？と驚かれる方も多くいらっしゃいます。

FAGA（女性男性型脱毛症）とは、女性の薄毛の総称を指す言葉です。1964年ごろから研究が始まったとされており、当初は男性のAGA（男性型脱毛症）と同じものだと考えられていました。そのため、AGAに英語で女性を意味する「Female」の頭文字をつけた、FAGAと呼ばれてきました。しかし研究が進むにつれて、AGAとは症状や原因が異なることがわかってきたため、現在では「FPHL（Female Pattern Hair Loss）」とも呼ばれています。
via AGAヘアクリニック

女性のAGAの特徴

女性のAGAはびまん型（全体的に広がる）という特徴があり、男性のようにM字や頭頂部を中心に薄くなるというものではありません。主に40〜50代の方が中心ですが、中には20代から起こるケースもあります。

主原因は遺伝子とホルモンバランス

女性のAGAも男性同様に男性ホルモンの影響が主な原因です。

男性ホルモンの影響は遺伝によって大きく左右し、女性でも両親ともAGAの遺伝子を持っている場合や母方の祖父がAGA遺伝子を持っている場合は受け継ぐ可能性が高くなります。

遺伝以外にも出産や過度のダイエット、食生活の変化等がホルモンバランスを乱す原因に挙げられます。

遺伝子で薄毛になる仕組み

近年の研究で遺伝と薄毛の関係が明らかになってきています。

AGAはアンドロゲンレセプター（受容体）と活性型男性ホルモン（DHT）が結合することで脱毛が進んでしまう疾患ですが、このアンドロゲンレセプターの感受性が遺伝によって影響すると考えられています。

男性ホルモン（テストステロン）自体、男女問わず存在しており女性でもこのパターンに当てはまる可能性があります。

特に女性ホルモン自体が減少することで男性ホルモンが相対的に優位に働き薄毛が進行してしまうケースが多いとされています。

「男性型脱毛症」は、男性ホルモン由来の現象であるため、「男性型」と呼ばれておりますが、女性にも発症する恐れのある脱毛症です。（AGA[androgenic alopecia]を直訳すると、「男性ホルモン型脱毛症」となります）
via 遺伝子検査付き育毛サービスペルソナ-[ペルソナ公式通販サイト]

女性のAGAを防ぐためのソリューション

それではいったいどうすれば女性がAGAにならないようにすることができるのでしょうか？
ここでは具体的な解決策を考えてみたいと思います。

自分の遺伝リスクを知る

まず一番に自分自身がどのくらいAGAになる可能性があるのか知ることが大切です。

親の薄毛具合を見るだけでなく、しっかりと検査をしておくと安心です。検査をすれば基本的には生涯にわたり自分のAGAリスクの度合いが分かりますので一度は受けておきたいところです。

遺伝子検査はクリニックや通販型のものがありますが、クリニックでも通販型でも検査自体に差はありません。

その上で最適なケアを

もし遺伝子検査でリスク高になってしまった場合には、たとえ現状で薄毛になっていなかったとしても、将来的に薄毛になる可能性が高くなります。もちろん既に薄毛が進行してしまっているケースでも最適なケアをすることによってお悩みが解決できるはずです。

・食生活を改善する

・睡眠の質を上げる

・適度な運動をする

・育毛剤等を使用する

上記のみならず薄毛の解決方法は本当に色々なプランがあるので、今後具体的にカペリで連載していきたいと思います。

まずは自分の薄毛リスクを知り、その上で最適なケア方法をとることが必要だと覚えておいてください。

遺伝子検査で自分にぴったりの育毛剤を！

ペルソナ育毛剤は遺伝子の検査結果から必要なケアを導き出し、リスクに適合させた成分を配合した育毛剤をセミオーダーでお送りします。

・アンドロゲンレセプターの感受性（男性ホルモンの影響度合い）
・毛髪形態（毛母細胞の活性度合い）
・頭皮強度（頭皮トラブルリスクの度合い）

これらの項目を遺伝子検査から導き出し、そのリスクにあった育毛剤をご提供します。

実際に遺伝子を調べても、どんな育毛剤を使っていいのか分からないという方からご好評を頂いており、育毛剤最初の一本としても大変おすすめです。

最近では20代や30代の女性からの相談をお受けすることも多くなってきております。
育毛剤というとある程度の年齢を重ねた方のものと思われがちですが、今では予防のために若い方が使うようになってきました。

健康で美しい髪をいつまでもキープするために若いうちから頭皮のケアをはじめてみましょう！