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育毛シャンプーの仕組みを知れば失敗しない!使い方もわかるようになる

育毛シャンプーの仕組みを知れば失敗しない!使い方もわかるようになる

スカルプケア

育毛シャンプーを使えば薄い髪の毛が生えてくる…。こんな期待をして育毛シャンプーに手を出している人は注意してください。私も以前はそんな考えでしたが、実際に使ってみて効果がなくてガッカリしました。じつは本来の育毛シャンプーの仕組みは、そのようなものではありません。どんな仕組みで育毛に貢献しているか紹介します。

育毛シャンプーの本当の役割は頭皮を整えるヘアケア剤

育毛シャンプーは、使えば髪の毛が生えてくるものではありません。
よく広告などで見られる次のようなキーワードがあるでしょうが、これをすべて鵜呑みにしないようにしましょう。
①「頭皮の余分な皮脂を取り除く」
②「有効成分が発毛を促進」
これを履き違えてしまうと、選ぶ時に失敗して効果が出ないと感じてしまうようになってしまいます。

育毛シャンプーの本来の目的は、「髪の毛が生えやすくする環境づくり」です。
育毛シャンプーの基本的な目的は頭皮環境を整えることにあります。
海藻エキスやセンブリエキスなどの育毛効果のある成分を含んでいるものもありますが、実際抜け毛の主要な原因は頭皮のトラブルです。

つまり、頭皮環境を整えることで、結果として抜け毛を防止することにつなげるのが育毛シャンプーの働きです。
これをすべてまとめると、育毛シャンプーの役割は次のようになります。

・洗浄力を抑えて整える
・頭皮の炎症を沈める
・保湿して悪化しないようにする

このような成分が作られているわけです。
つまり育毛剤がより浸透しやすくするための、ひとつのヘアケア剤だと思って使ったほうがいいでしょう。

育毛シャンプーの正しい使い方を知って失敗を抑える

仕組みを知っているだけでは、育毛の手助けにはなりません。

基本的に育毛シャンプーを使う人は、頭皮の状態がよくない場合がよくあります。
そこでいつもより丁寧に、頭皮を傷つけないように洗いましょう。
1.アミノ酸系の泡で充分に泡立てる。頭皮にやさしいアミノ酸系で洗浄と潤いを。
2.指の腹で洗う。指の腹を使って丁寧に。爪を立てるのはNGです。
3.キレイに流す、しっかり乾かす。洗浄後こそ要注意。生乾きは頭皮トラブルのもと。
髪を洗う時はやさしく指の腹で洗い、その後は必ず髪を乾かしてください。
せっかくきれいに洗った頭皮も、湿気が残ったまま放置すると、雑菌が繁殖して頭皮の状態が悪化してしまいますよ。

育毛シャンプーは頭皮の状態を整えやすい仕組みで作られている

髪の毛が生えやすい環境を整えるためのヘアケア剤が、本当の育毛シャンプーです。
広告を見れば、「育毛シャンプー=髪が生える」とイメージしてしまいますが、女性が育毛をする場合はもっと複雑です。

せめてシャンプーだけでも、頭皮を髪の毛が生えやすい環境を整えるようにしましょう。
育毛をしたいのなら、とりあえずこれだけで一歩は踏み出せますよ。
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