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頭皮にはなぜ弱酸性がいい?選び方や注意点を知ってヘアケア剤選びを!

頭皮にはなぜ弱酸性がいい?選び方や注意点を知ってヘアケア剤選びを!

スカルプケア

人間の肌は弱酸性といわれていますが、頭皮に関しても同じです。できる限り弱酸性に保っておくと、頭皮の状態がよく、薄毛対策にもなります。しかしなぜ弱酸性がいいのか、詳しく把握できている人は、ほんの一部でしょう。理屈を知っていると、頭皮の状態が悪くなってから、対策がしやすくなりますよ。

弱酸性はなぜ頭皮にいいのか?

・酸性だとキューティクルが閉じます。
・アルカリ性だとキューティクルが開きます。
・髪にとって弱酸性が最も健康な状態です。
・キューティクルはpHによって開閉します。この性質を利用し、ヘアカラーやパーマなどの薬剤を髪の中に浸透させています。
そもそも頭皮は弱酸性がいいというのは、キューティクルの状態とも関係があります。
カラーやパーマなど、施術してもらった後の髪は、キューティクルが開きっぱなしになっているはずです。
これを戻すのに適しているのが、弱酸性のヘアケア剤です。
キューティクルが閉じさせてくれるので、髪がきれいになるでしょう。

また頭皮の状態を弱酸性に保つ意味でも、ヘアケア剤を変えたほうがいい場合が多いです。
頭皮と髪の状態を維持するために、弱酸性のヘアケア剤を使いましょう。

ヘアケア剤の酸性の数値は?

頭皮を弱酸性に保つためには、シャンプーやトリートメントのpH値4~7の範囲内にすると良いです。

こういった弱酸性タイプのシャンプーは、アミノ酸系シャンプーや高級アルコール系シャンプーに多く見られます。

特に、アミノ酸系シャンプーは低刺激なため、乾燥肌や敏感肌の改善を目指す方にもオススメのタイプなのです。
ではどの程度の弱酸性がいいのか、気になってしまう人も多いでしょう。
それはpH値といわれる数値を見てみてください。
だいたいですが、4~7のpHになっていると、髪も頭皮もちょうどいいといわれています。
このあたりのヘアケア剤を選ぶと、頭皮も髪の毛も、良い状態をキープできるはずです。

リンスは弱酸性って本当?

現在使われている市販のシャンプーは大半が「弱酸性」の合成洗剤ですが、もともとはアルカリ性の石けんが用いられていました。
(以下略)
これに対して、髪の毛にはそのような働きがないため、シャンプーで洗ったあとに、アルカリ性になった髪を中和する必要がありました。そのために用いられたのが、酸性の水溶液であるリンスでした。
弱酸性がいいといわれているのは、昔からです。
その昔というのは、じつはリンスといわれるヘアケア剤が主流でした。

リンスというのは酸性が強めに含まれており、頭皮や髪の状態をきれいに保つのに、適していたといわれています。
それは昔、シャンプーがアルカリ性だったからです。

洗面器にお湯とリンスを混ぜて、頭からかぶるといった使い方をしていたのを聞いたことはありませんか?
昔と今では状況が違うので、リンスを使わなくなってしまったというわけですね。

弱酸性用のシャンプーを使う時の唯一の注意点

弱酸性のヘアケア剤を選ぶ際に、注意しておくべきポイントがあります。
特にシャンプーを使う時には、注意して使わないと、使い心地が悪くなってしまいますよ。
弱酸性は、洗浄力が弱めです。
そのため、脂性肌の方や強いスタイリング剤を使っている方には、洗浄力が足りないケースがあります。
また、洗浄力が強いシャンプーと比べて、爽快感やサッパリ感が弱いケースもあります。
それは上記のように、洗浄力の弱いという点。
さっぱり感が出にくいと、不満になってしまう人もいるので、とりあえず弱いのは知っておきましょう。

たまに弱酸性のシャンプーを使うのもいいですね。
コントロールして使い分けると、髪の状態をきれいなままキープできます。

おすすめの弱酸性ヘアケア剤:爽快柑(そうかいかん)

【医薬部外品】【AFC公式ショップ】 薬用 アミノ酸 シャンプー 爽快柑(そうかいかん) 500ml | AFC

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・【薬用新発売】髪にいい成分がパワーアップして新発売!爽快柑は肌や髪に近い15種類のアミノ酸を使用したシャンプーです。94.7%天然由来成分。ふけ・かゆみ・汗臭を防ぎ、髪と頭皮を健やかに保ちます。

・爽やかなオレンジの香り。ハリ・コシお手上げ!という方に使って欲しい アミノ酸シャンプーです。

・【内容量】500ml 【1回の目安】1~3プッシュ

・【使用方法】髪と頭皮をよく濡らし、適量を手にとり、頭皮をマッサージするように髪全体を洗います。その後、よくすすいでください。※よくすすいでもヌルヌル感が残っていると感じる場合もありますが、アミノ酸のコンディショニング効果です。
このシャンプーのポイントは、とにかく頭皮にやさしいというところ。
自然由来の成分で作られているので、安心して使えます。
弱酸性の割に泡立ちもいいので、使いやすいですよ。
最初は、使い方の通りに使ったところ、少しべたつきが残る感じがしてお試しで良かったと思っていたところ、NHKの情報番組で、夏シャンプーの使い方として百均などで売っているオイル(ドレッシング)ボトルに、シャンプーと水を1:1で入れ、泡立ててから使うと良いという紹介を見て、早速試してみたところ、生クリームの堅い角が立つくらいの泡がすぐに立ち、さっぱりさわやか!洗い上がりの感じもよく、継続決定です。

弱酸性のヘアケア剤を使って頭皮をケア!

弱酸性というのは、頭皮も髪の毛にも重要なキーワードです。
pHという数値を気にして、バランスを保つようにすれば、髪の毛がきれいにキープできます。
ヘアケア剤を選ぶ際に覚えておくと、損をしないですよ。
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