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【裏側】なぜ美容室によって料金が違うの?仕組みについて徹底解説!

【裏側】なぜ美容室によって料金が違うの?仕組みについて徹底解説!

ヘアサロン・美容室

美容室を変えたら、「料金高くない?」と感じた経験ありませんか?じつは美容室によって、料金の仕組みが違う場合があるからです。特に高いと感じたところは、美容師さんの人件費が高いと予想できます。それは国が出している統計を見ればわかるので、それを参考に仕組みについて確認してみましょう。

美容室の料金の相場は?

美容室によって料金に違いがあるのは、仕組みがそれぞれ違うからです。
しかし高いと感じたとしても、本当にその料金が高かったのか、念のためもう1度確認してみましょう。
美容室の相場についても、国が統計をとっていたので、それを参考にすればわかります。
関東・甲信越地方の平均料金
・カット:3,439.0円
・パーマ:7,301.0円
・カラー:6,894.2円
・セット、ブロー:2,317.3円
・縮毛矯正:11,675.5円
・着付け:6,088.5円
・エステ:4,298.0円
・まつエク:4,033.0円
・ネイル:3,409.6円
これ以上の料金をもらっているところは、人件費を高くしている可能性があります。

技術力が高い美容師さんが在籍している?美容室の経費の割合を見てみよう!

人件費が関係していると紹介しましたが、それがわかるのが、次の統計です。
じつは美容室の経費の内訳を見ると、ほとんどが給料を占めていました。
・直接材料費:14.2%
・給料:41.7%
・水道光熱費:3.8%
・経費:33.0%
つまり料金設定を高くしている美容室は、基本的に人件費が高いのがわかります。

これは雇っている美容師さんの技術力が高いからでしょう。
技術力の優劣をつけるために、その美容師さんの料金を高くしているわけです。

ちなみに経営手法のひとつなので、あなたがここで判断するには、その美容室、もしくは担当した美容師さんの技術力が高いと感じたかどうか…。
これを見て高いかどうか判断してみましょう。

加算方式が影響しているのかもしれない…

技術力が高いと感じたなら、それ相応の料金になっているはずです。
しかしそこまで技術力が高いと感じないのなら、内訳を聞いてみるといいと思います。

じつは美容室の中には、「加算方式」という方法で、料金が決まっているところがあるので、注意して見てみましょう。
当店の美容料金は加算方式となっております
[例:パーマ料金+カット料金+シャンプー料金+消費税]
料金は全て税抜で表示しております。

このように、メニュー1つずつに細かい料金設定をしていて、施術をした料金が全て加算されていく仕組みです。
つまりいつの間にか、たくさん施術を受けていると、料金が高くなります。

逆に美容室によっては、全てコース料金になっているところもあるでしょう。
加算されない仕組みなので、料金が高くなる心配はありません。

料金が高いと感じたら、加算方式の美容室に通っている可能性があるわけですね。

料金と技術力が伴わないと感じたら美容室を変えてもいい!

美容室で料金が高い!と感じた場合は、次の2つの方式を確かめてみましょう。

・技術力が高い美容師が在籍している
・加算方式の仕組みで料金が決まっている

人件費が高いか、高くなりそうな料金設定をしているところ。
この2つの仕組み両方を使っていると、さらに高くなる可能性も秘めています。

もちろんこの方式をすべて否定するわけではありません。
もともと美容師は、給料が低いとして有名なので、経営を続けるためには料金を高くしないといけないわけです。
つまり料金が安いからといって、デメリットがないと言えないというわけですね。

料金が高いのはいいけど、施術や接客に満足いかない人は、ひとつの目安として参考にしてみてくださいね。
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