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ダブルカラーって?見た目はおしゃれだけど色持ちが悪くなる理由と対策

ダブルカラーって?見た目はおしゃれだけど色持ちが悪くなる理由と対策

ヘアカラーリング

今流行りの透明感があるヘアカラーをしたいのなら、ダブルカラーは必須です。しかしダブルカラーを知らずに、希望の色を伝えて美容師さんが、そのとおりに染めてしまうと大変なことになってしまいますよ。それは色持ちです。この欠点を知っておくと、対策しやすくなります。

そもそもダブルカラーとは?

ダブルカラーといっても、あまり聞いたことがない人もいると思います。
名前のとおり、2回に分けてヘアカラーをすることを指すのですが、2回も染めるのには理由があるのを知っておきましょう。

・1回目:色を抜くため
・2回目:色素を入れる

このように、それぞれに役割があります。
1度にこれだけの効果があるヘアカラー剤がないため、美容師さんはダブルカラーを使うわけです。

ダブルカラーで色落ちが悪くなる理由

見た目だけでいうと欠点がなさそうなヘアカラーですが、ダブルカラーを知っている身からすれば、それなりのケアが必要なのがすぐわかります。
それは色持ちが悪くなってしまうからです。
髪色のベースとなるメラニン色素をほとんど削る施術なので、髪の芯に色がない状態です。
透明感が表現できると同時に、カラーの退色にも気づきやすく色落ちが早いと感じます。
このようにダブルカラーは、1度ブリーチをして色を抜きます。
その影響で色持ちが悪くなり、希望の色を楽しめるのは、思ったより短いと感じてしまうわけです。

ダブルカラーで色が抜けてもきれいになる、色持ちがいいカラー

色持ちが悪いとわかったら、それなりに対策が必要だと気づくでしょう。
方法としては様々ですが、とにかく手っ取り早く対処するなら、次の2つが賢明です。

・色が抜けてもきれいな色を選ぶ
・保湿して抜けにくくする

後者は必死にトリートメントをして、髪のダメージを抑えましょう。
単純明快なので、挑戦しやすいと思います。

しかし色選びとなると、少し難しいと思いませんか?

・ベージュ
・ブラウン

この2色は、最初から入っている髪の毛に近い色です。
そのため色が抜けたところで気付きにくいため、ショックが抑えられるでしょう。

自宅でもできる色持ちをよくさせる方法

さらにカラーシャンプーをして、色を補いながら髪を洗っていると、色が抜けるのを抑えられますよ。
・カラーシャンプー(ピンク):ピンクや赤系
・カラーシャンプー(シルバー):アッシュ系
・カラーシャンプー(ムラサキ):ホワイト系(ミルクティなど)
・カラーシャンプー(ブラック・ブラウン):ブラック・ブラウン系

何回もカラーを繰り返していることで、染め直してもすぐに明るくなってしまったり、人によって赤味、もしくは黄色味が強くなってしまったりと様々です。上記の表を参考に、自分に合ったカラーシャンプーを使い、染めたての髪色をキープしましょう。
このように自分の髪色と似たようなカラーシャンプーを選ぶと、ブリーチをしたとしても、色持ちを抑えられるでしょう。

まとめ

ダブルカラーは、透明感が出せておしゃれな髪色に仕上がります。
しかし髪のダメージや、もともとのメラニン色素を抜く施術のため、どうしても色持ちが悪くなってしまうでしょう。
だからこそ、カラーシャンプーや色の選び方に注意してくださいね。
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