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インパクトが残りやすい湯シャンの真実…嘘もあるから極端な考えはNG

インパクトが残りやすい湯シャンの真実…嘘もあるから極端な考えはNG

スカルプケア

湯シャンというのは、シャンプー剤を使わず、シャワーのお湯だけで頭を洗う方法です。そのやり方を見るだけでインパクトが残るため、どうしても画期的な方法だと感じてしまいます。しかしよく情報を調べてみると、あまり意味のない方法でもあるというのがわかりました。

湯シャンで出る皮脂の量には嘘がある…そこまで大差なし…

よく湯シャンというのは、皮脂の量を抑えられるといわれています。
しかし論文の中には、湯シャンをしても皮脂の量が変わらなかったという情報もあるので、全てを鵜呑みにしないほうがいいでしょう。
Variation of the frequency of shampooing from once to three times weekly had no significant effect on the rate of re-fatting of hair when two anionic surfactants in commercial shampoo formulations were investigated,

【Google翻訳】市販のシャンプー配合物中の2つの陰イオン界面活性剤を調べた場合、シャンプーの頻度を週に1回から3回まで変化させても、髪の再ファッティング率に有意な影響はありませんでした。
この論文は、シャンプーを使っても湯シャンでも、皮脂が分泌された量に違いがなかったと書かれていました。
つまり皮脂だけを見て、湯シャンをしようと考える人は注意したほうがいいでしょう。

湯シャンというのは、皮脂の改善に効果がありそうですが、シャンプーをしても同じ量になるのなら意味がありませんね。

嘘もあるけど相性のいい人もいる…敏感肌ならたまに活用可?

湯シャンを使わないほうがいいのか…。
中にはショックを受けてしまう人もいるかもしれませんが、湯シャンが全然意味がないというわけでもなさそうです。
それはシャンプーを使わないだけに、洗浄剤でかぶれてしまう人。
このような人には湯シャンを利用しても、特に問題ないでしょう。

洗浄剤を直接触れる機会が減れば、頭皮の負担を抑えられるようになります。
だからこそ、敏感肌の人は湯シャンを無理に避けなくてもいいですよ。

コスパの意味では湯シャンを利用するのもアリかも…

また湯シャンというのは、シャンプー剤を使わないため、節約に役立ちます。

シャンプーは洗浄剤だけに、髪をパサつかせる原因になってしまうでしょう。
乾燥を防ぐためにトリートメントを利用しないといけませんが、湯シャンは浸透性抜群の皮脂で保湿ができます。
つまり無駄なシャンプーと、トリートメントを節約できてしまうわけです。

髪の毛や頭皮を保湿する目的で使うのなら、湯シャンはちょうどいい節約方法になりますね。
ただし湯シャンを過信しすぎずに、程々に活用したほうがいいのは確かです。
頭皮が荒れるのが治った…、薄毛が改善した…など、頭に残りやすい言葉には惑わされずにケアに役立ててくださいね。
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