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「頭皮からシャンプーが侵入して子宮に溜まる」論争…あなたはどっち派?

「頭皮からシャンプーが侵入して子宮に溜まる」論争…あなたはどっち派?

ヘアケア

女性の中には、シャンプーの成分を気にするかもれしれません。それは頭皮にシャンプーの成分が、子宮に溜まる…と言う噂を耳にしたからでしょう。この噂を気にしてしまうと、シャンプー選びが怖くてできなくなってしまいますよね?もちろん過激な内容だけに、否定派の意見も含めてまとめてみました。

「シャンプーは子宮に悪い派」の人達はどこに懸念点を持っているのか?

シャンプーの体によくない成分が、頭皮を通って子宮に溜まる…。
このような話を耳にした女性も多いでしょう。
じつはこの話は、次の理屈で成り立っています。
★体の部位ごとの吸収率は腕を1とした場合、

・頭皮:3.5
・ほほ:13
・額:6.5
・わき:3.6
・背中:17
・陰部:42

シャンプーということで、頭皮に焦点を当てると、腕の3.5倍吸収率があります。
また、入浴によって体が温まっているので、吸収率も高いです。(ほほや額も頭皮以上に高いので化粧品系も気をつけたほうが 良さそうです。)
頭皮というのは、体の中でも吸収率がいいらしいです。
つまりシャンプーの成分が、頭皮から体内に入ってしまうと言われており、これが子宮に溜まってしまいます。
婦人病を予防する上でもっとも気をつけたいのが有害化学物質の経皮吸収だ。例えば、口から有害化学物質を吸収した場合は、肝臓などの消化器官を通り分解・排出される比率も高いが、皮膚からの吸収は消化器官を通らないため、10日経っても1割程度しか排出されない。
しかも口から入れたものではないため、有害物質が溜まりやすいというのが厄介なところ。
そのためこの話が有名になってしまっているわけです。

「シャンプーは毒派」を否定的な人の意見

しかしこの話はデマ…という声も多く出回っています。
確かに不自然な内容も多いので、否定したくなるのも納得です。
Twitter内でも多くの人が、この話をデマだと思っているようでした。
石油系シャンプーで羊水が泡立つ、子宮からシャンプーのニオイがする、または婦人科系疾患の原因になるなど、そういった説は経皮毒ビジネスによるニセ情報だと宋先生。これまでたくさんのお産に携わってきた産婦人科医として、羊水から臭いなどを感じた経験はないと断言する。
万が一、この毒が体内に入り込み子宮に集まった場合、羊水がシャンプーの匂いになるわけありませんよね、匂いは香料がほとんど元になっているのですから。
そしてそれらが肝臓や子宮に蓄積するということはあり得るのでしょうか?羊水がシャンプーの匂いになるんじゃ~とかありえるんでしょうかw
専門家の間でも、この話を鵜呑みにしないようにと否定的でした。
しかし内容を見てみると、「子宮から異臭がしたか?」だとか、「シャンプーの香りが用水からするか?」といった内容ばかり…。
少し説得力がないような気がするので、まだ不安も残りますね…。

過度に心配しなくてもよさそう…

ましてや発がん性といったとんでもない毒性のあるものは、さすがに厚労省が黙っていません(厳密にはエリート研究者揃いの厚労省の外郭研究機関が見過ごさないからです)。
(以下略)
一般薬局で売られている商品の大半は、問題なく使われて20年以上の実績のある成分が大半であり、それらで構成された商品が本当に「経皮毒」として成り立つには、国がひっくり返るくらいの証拠が必要であるということです。
その中でも具体的に否定してくれているものもあったので、ひとまずそこまで不安になる必要もなさそうです。
むしろ過度に不安になり、ストレスを溜めてしまったほうが髪によくありません。

どうしても不安なら、無添加シャンプーを選べば大丈夫ですよ。
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