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髪の毛に残留したら困る…美容室に行く前に付けて欲しくない2つのアイテム

髪の毛に残留したら困る…美容室に行く前に付けて欲しくない2つのアイテム

ヘアサロン・美容室

美容室に行けば、何かしら施術をしてもらうことが多いでしょう。そこで注意してほしいのが、その当日に付けるアイテムです。ワックスなどを付けてセットした髪で、そのまま美容室に行く人がいるかもしれませんが、それはご法度です。

施術前に付けて欲しくないもの①スタイリング剤

まず最も多いパターンが、スタイリング剤です。
特にワックスやスプレーなどで、髪をしっかりセットしている人は注意しましょう。

明らかにわかると思いますが、スプレーなどの成分で固まった髪に、いくら薬剤を付けても意味がないからです。
もともとスタイリング剤も、油分でできているため、薬剤を弾くといったデメリットもあります。

もちろん美容室としても、そのようなお客様もたくさん見ているだけに、その場でシャンプーをしてから施術に入るでしょう。
しかしそれも髪としてもあまりよくない対処法です。
でも「ハードワックス」「ハードスプレー」「ジェル」など、固まるスタイリング剤はヘアカラーを塗るのに支障をきたします。

来店時にシャンプーをして落とすことになり、先述の皮脂膜バリア機能を損なってしまいます。
施術ができないよりはマシで、仕方がないのですが、髪がパサつく原因にもなってしまいます。
できる限り、美容室に行く予定なら、スタイリング剤を付けずに来店してくださいね。

施術前に付けて欲しくないもの②石鹸系成分

これはあまりないケースかもしれませんが、念のため紹介してきます。

髪に石鹸成分が残留していると、これもあまり美容師としては嬉しくありません。
それは以下のように、アルカリ性が関係しているからです。
石鹸はアルカリ性です。

そして髪はアルカリ性になるとキューティクルが開き、毛髪内の染料が落ちやすい状態になります。
上記は施術後の話をしていますが、施術前にも、ある程度の影響が出てしまいます。
それは美容室の施術の多くが、アルカリ性を使っているからです。

髪に石鹼成分が残っていると、アルカリ性に偏った状態で施術がスタートしてしまいます。
つまりいつもと違う状況で施術しないといけないので、薬剤の選定などが難しく、最悪の場合失敗してしまうかもしれません。

まとめ

美容室での施術は、思ったよりも繊細で難しい施術がたくさんあります。
美容師さんはプロなので、そこまで失敗しませんが、時間がかかるなど、トラブルがないとは言いきれません。
できる限り万全な状態で来てほしい人が多いので、できる限り髪に何もついていない状態で来店してあげてくださいね。
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