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医療脱毛とエステ脱毛、効果はいつまで?持続期間と部位別の回数を徹底解説

医療脱毛とエステ脱毛、効果はいつまで?持続期間と部位別の回数を徹底解説

脱毛

せっかく時間とお金をかけて脱毛するなら、その効果ができるだけ長く続いてほしいですよね?しかし、一言で「脱毛」といっても、「医療脱毛」と「エステ脱毛」では、効果の持続期間が大きく異なります。「何年もつの?」そんな疑問をお持ちの方のために、以下では詳しい脱毛の持続期間について解説していきます。

【脱毛方法別】効果の持続期間は?医療脱毛とエステ脱毛の決定的な違い

脱毛の効果がどれくらい持続するのかは、選ぶ方法によって大きく変わります。
結論から言うと、持続期間の目安は医療脱毛が約10年、エステ脱毛が約3年とされているので、これを目安に脱毛の方法を選んで見ましょう。

なぜこれほど持続期間に差が生まれるのでしょうか?
それは、施術の仕組みとパワーに決定的な違いがあるからです。

・医療脱毛:毛を生やす組織(毛乳頭など)を破壊することを目的とした医療行為。
・エステ脱毛:組織を破壊せずに、ダメージを与えて一時的に毛を細くしたり、生えるスピードを遅くしたりする「減毛・抑毛」を目的としている。
脱毛方法としてもうひとつ挙げられるのが美容(エステ)脱毛ですが、こちらは前述のとおり、永久脱毛とは呼べません。美容(エステ)脱毛で使われている脱毛器は、医療用のものと違ってパワーが弱いもの。レーザー脱毛と同じように黒いムダ毛に反応する仕組みは同じですが、威力が違うため毛乳頭にまでそのパワーは行き届きません。つまり、毛乳頭を破壊できないのでいったんムダ毛がなくなっても、再度生えてくる可能性があります。
ちなみに、よく聞く「永久脱毛」とは、「永久に1本も毛が生えてこない」という意味ではありません。

永久的な効果を期待できるのは、毛を生やす組織を破壊できる医療脱毛だけと言えます。

【部位別】脱毛完了までの回数と期間の目安|VIO・顔・脇で効果は違う?

脱毛を完了させるために必要な回数や期間は、体の部位によって異なります。
毛の太さや密度、生え変わりのサイクルが違うためです。

一度の施術で全ての毛にアプローチできないのは、毛の生え変わるサイクル「毛周期」が関係しています。
脱毛機の光やレーザーは、毛周期の中でも「成長期」の毛にしか効果的に反応しません。
毛周期は部位によって1本1本バラバラなため、すべての毛が成長期に入ったタイミングで脱毛するのは不可能です。

しかし「成長期の毛がもっとも多いタイミング」なら狙えます。

脱毛1回につき成長期を迎えているムダ毛の割合は最大で15~20%ほど。2~3か月に1回ペースで脱毛すると、成長期のムダ毛がもっとも多いタイミングで脱毛可能です。
このため、全ての毛にアプローチするには、毛周期に合わせて複数回施術を重ねましょう。
とはいえ、これはあくまで目安です。
個人の毛質や量によって必要な回数は変わるため、カウンセリングで相談しましょう。

まとめ

今回は、脱毛の持続期間について、医療脱毛とエステ脱毛の違いから、部位別の必要回数までを解説しました。

・半永久的な効果を長期間求めたいなら「医療脱毛」
・一時的な減毛・抑毛で満足なら「エステ脱毛」

このように、どちらが良いということではなく、ご自身の目的によって最適な選択は変わります。
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