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夏なのに顔が粉吹き!?エアコン乾燥に負けない「うるおいスキンケア」術

夏なのに顔が粉吹き!?エアコン乾燥に負けない「うるおいスキンケア」術

スキンケア

「夏はベタつく季節のはずなのに、なぜか口元や頬がカサカサ…」そんな、夏特有の「隠れ乾燥」に悩んでいないでしょうか? そのカサカサ、夏ならではの強力な紫外線や、一日中浴びるエアコンの風が原因かもしれません。

夏なのにナゼ?「顔のカサカサ・粉吹き」を招く4つの隠れ原因

「夏はベタつく季節のはずなのに、なぜか口元や頬がカサカサ…」という夏特有の「隠れ乾燥」は、実は多くの人が経験する悩みです。

その原因は、主に4つ考えられます。

1つ目は、エアコンによる急激な乾燥。涼しく快適な室内は、知らず知らずのうちに肌の水分を奪っています。

2つ目は、紫外線ダメージによるバリア機能の低下。強い日差しは肌を守る機能を弱め、水分が蒸発しやすい状態にしてしまいます。

3つ目は、汗をかくことによる体内の水分不足や、夏バテによる栄養不足といった内的要因(インナードライ)です。

そして4つ目が、以下のようなスキンケア方法そのものも関わっています。
間違ったスキンケアも乾燥肌の要因の1つです。洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔料を使い肌に必要な皮脂まで洗い流してしまったり、ベタつく夏場だからと洗顔をし過ぎたりするのは要注意です。
これらの原因が複合的に絡み合い、夏の粉吹き肌を招いている可能性があるので気をつけましょう。

粉吹きを今すぐSTOP!応急処置と、うるおい肌に導く夏の基本スキンケア

外出先でファンデーションの粉吹きに気づいたら、まずは応急処置を行いましょう。

ティッシュで余分な皮脂を軽く押さえた後、保湿ミストやスティック状美容液を指に取り、カサつく部分に優しくトントンとなじませます。
その上から、クッションファンデやフェイスパウダーをそっと重ねれば、キレイな状態にリカバーできるかもしれません。

そして、根本から改善するには、日々のスキンケアの見直しも欠かせません。

まず「落とす」ケアでは、洗浄力がマイルドなクレンジングや洗顔料を選び、ゴシゴシ洗いは避けましょう。

次に「与える」ケア。セラミドやヒアルロン酸などが豊富な化粧水でたっぷり水分を補給し、夏でも必ず乳液やクリームで「油分のフタ」をします。

そして「守る」ケアとして、日中の紫外線対策は一年中必須です。また、体の内側からの水分補給も忘れてはいけません。
こまめな水分補給を心がけましょう。体内の水分と肌の水分は関係しており、体内の水分量が減ると肌も乾燥しやすくなってしまうためです。

水分を摂るタイミングは、のどが渇いたと感じる前がよいといわれています。習慣化するまでは、こまめに飲む意識をもって過ごすことが大切です。
これらのケアは、ドラッグストアで手に入るプチプラ製品でも、成分を意識して選べば十分効果が期待できます。

まとめ

夏の「顔のカサカサ・粉吹き」は、エアコンや紫外線といった夏特有の「隠れ乾燥」が主な原因であり、正しい知識で対策できることをご理解いただけたでしょうか?

そのコツは、以下のように年間を通じたスキンケアの基本を、汗をかく夏こそ丁寧に行うことです。

・やさしく落とす
・徹底的に保湿をする
・油分でフタをする
・紫外線から守る

また、スキンケアだけでなく、加湿器の活用や、こまめな水分補給、バランスの取れた食事といった生活習慣の見直しも、うるおい肌を保つ上で欠かせません。

諦めていた夏の粉吹き肌も、正しいケアを続ければ、しっとり快適な状態を目指せます。
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